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大阪・関西万博のシンボルである木造建築「大屋根リング」の一部保存をめぐり、大阪府の吉村洋文知事は2日、新たに万博会場南側の水面に面した600メートルの部分を保存する案を提示した。万博を主催する日本国際博覧会協会は北東側の200メートルを保存する案で調整していたが、今後、大阪府・市などと両案の協議を進め、6月までに結論を出す方針だ。

閉幕後も保存することを検討している大屋根リングの200メートルの部分=2025年5月1日午後1時43分、大阪市此花区、朝日放送テレビヘリから、

 この日、大阪市内でリング保存に関する会合があり、吉村洋文・大阪府知事や松本正義・関西経済連合会長らが協議した。協会の十倉雅和会長(経団連会長)もオンラインで参加した。